NAO141

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3のNAO141のレビュー・感想・評価

4.0
「銃はどこで覚えた?」
「え~と……セブンイレブン」
幼少期の自分、セブンイレブンに行けば銃の扱いを教えてくれる人がいるんだと思ってしまったよ笑。

本作は1989年に公開された第2作からそれ程の間を置かずに1990年に公開されている(同時並行で製作されていたようだ)。第1作は〈過去〉、第2作は〈未来〉、そして本作第3作は〈西部開拓時代〉への旅となる。本作を通じて西部開拓時代(西部劇)を知った方も多いのではないだろうか。西部開拓時代を描いていることで米国での興行成績は良かったのだろう…と思っていたら、意外にも日本での興行成績の方が良かったらしい。〈バック・トゥ・ザ・フューチャー〉シリーズは米国よりも日本の方が熱狂的なファンは多いかもしれないね!

このシリーズはタイムパラドックス系の作品としては非常にうまくまとまっていると感じる。〈変えてはいけない〉というストーリーが〈変えることができる〉という流れになる最高の完結!!ドクが言う「人間の未来はすべて白紙だ!未来は自分で創るのだ!」という台詞、ここにすべてが詰まっているよね!最高のラストだ!!とても面白いシリーズ。何回でも観たくなるよね。
※マイケル・J・フォックスは本作の撮影中にパーキンソン病の兆候が現れ、後に発病した事を自身の著書で告白している。彼の素晴らしい演技が幼少期の自分に最高のワクワク感を与えてくれた。彼には感謝しかない。本当に良い役者さんだ!
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