滝和也

結婚協奏曲の滝和也のレビュー・感想・評価

結婚協奏曲(1952年製作の映画)
3.3
果たして結婚して
良かったか?
悪かったか?

現代日本でも既に
三組に一組は離婚
する時代…。

結婚と言う儀式に因んだ
オムニバス・コメディ

「結婚協奏曲」

グランドホテル形式で名高いエドマンド・グールディング監督のオムニバス形式のコメディ。ジャケットは騙してはいないけど…(笑)

ある州では結婚を判事が認めさえすればすぐにでも可能と言う。その州で婚姻許可を与えられる辞令を受けた判事が早速数組の婚姻を認めた…だが…辞令に記された日付よりも前だったため、無効になる事が数年して判明。慌てて手紙を書く知事だったが…。

送られた手紙の先にある、結婚後の悲喜こもごもをオムニバス形式で語る形ですね。一応主演は一組目のジンジャー・ロジャースのカップルです。アステアと踊ってる作品がやはり良いですね。こちらはまぁ泊付けで出てもらったのかなと。

二組目のヒロインがマリリン・モンローです。まだ端役時代の。さすがの可愛さですし、その美貌を活かした役なんですが…短めだし、オチもイマイチ。

その他…離婚しようとしている方、別れたらどうなると妄想する方と色々ですが…最後の出征直前にこの手紙を受け取り、しかも子供ができたことがわかる兵士のお話は中々ハラハラしました。サスペンスになってます(^^) 結婚しないとマズい!状況に追い込まれちゃうんですが…まぁ邪魔が入る、入る(笑)

冒頭で書きましたが…3分の1は離婚な訳で…まぁ、何年も一緒にいれば大変な事もありますし…。いいのか悪いのかと聞かれたら、自分で決めなさいとしか言えませんし、家は…嫁に出てかれたらどうしよう…(T_T)としか思えませんでした…。
滝和也

滝和也