アタフ

ロッキー5/最後のドラマのアタフのレビュー・感想・評価

ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)
3.6
ほほう!今作からパターンを変えてきましたね。
ロッキー本篇というよりは、『ロッキー番外編』とか『ロッキースピンオフ』といった印象を受けた。

今作ではロッキーはトレーナーとして次の世代を育て上げることに専念、戦うのは新キャラのトミー・ガンである。今作から急に出てきたキャラクターのトミーであるが、ロッキーに寵愛され、スターダムを駆け上がり、ロッキーの息子に嫉妬される。かなり重要なキャラクターだ。

挙句の果てにはロッキーとアポロの思い出の星条旗パンツまで譲り受ける始末!!それはダメだろ!?それはダメだ!!それはロッキーとアポロのズッ友パンツなんだから、ポッと出の新人なんぞが付ける資格はないぞ!!(怒)ロッキー何を考えているんだ!!(怒)

そんなロッキーとトミーの関係に嫉妬するロッキーJr. あの子はリアルロッキーJr.らしいですね、というよりスタローンjr.といったほうがいいのか。彼について調べたところ2012年に亡くなられたそうですね…
今作はそのロッキーJr.との親子愛が今作のメインテーマと言ってもいいところだと思うので、とても切ない気分になりました。

この映画を見終わった後は「いつもと違う感じだけど、これはこれでいいじゃん(・∀・)」みたいな感想だったんですけど、評価を見てビックリ!!むっちゃ低評価!!まあ、確かに燃えるようなボクシングシーンは無いし、トミーの心の変わりようは酷いし、俺たちの好きなロッキーじゃないというのはよく分かります。

ですけど、『ロッキー番外編 炎の子育て』的な映画だと思ってみれば、
許せるんじゃないのかな?凄く適当なこと言ってる気がするけど、私は嫌いじゃないですよ!!父親ロッキーもいいじゃん!!
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