アタフ

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのアタフのレビュー・感想・評価

3.7
なんだかんだ「衝撃の映像体験!!」「見なきゃ損!!」みたいな評判を見ていると、話自体に興味がなかったとしても見てみたくなってしまうのが映画オタクというもの。
映画オタクを自称している手前「『アバター/ウェイ・オブ・ウォーター』をIMAX3DのHFRで見た」という経験が欲しいという不純な理由の元映画館に足を運びました。

確かに映像は凄かったですよ!!月並みな感想であるが本当に凄い!!
FHR映像による繊細な水の表現には驚かされましたし、奥行きのある美しい風景、ナヴィ族の表情の機微等、映像の技術や表現といった観点では文句のつけようがないですし、これだけでIMAX3D代はペイできるような気がします。

ただなんでしょう…前作でも同様の感想だったのですが、そもそもこの青い人たちに対してあまり興味が持てないのです。
はるか遠くの星にて人間に似通った青い生物が謎の生物達と戯れながら他の青い部族と交流を重ねる…
見ていて「俺はなぜこの映像を見ているんだ…??」と思ってしまったのは私だけでしょうか?
前作では人間とアバターを行き来し、両方の目線で話が進んだため、そのような感覚は少なくて済んだのですが、今作では完全にナヴィ族としての話が進んでいくため、どうしても我々とは関係のない話のように思えてしまう。

だからこそ、あの家族にも全くとは言いませんが感情移入が難しく心底応援ができないというのが本音。あと3作品もあるらしいが、これは映画の課題と言うよりは私の課題としてナヴィ族に早く感情移入をする必要があると思っています。
でないとあと3作品(恐らく計9時間ぐらいか…)を感情移入できぬままシラケた気持ちで見るハメになる為、早く彼らを好きにならなければ!!(なんだかんだ今後も見る前提)

*****2022年個人的ベスト10*****
毎年書いてるので今年も…

1位:トップガン・マーベリック
2位:NOVEMBER
3位:さがす
4位:モガディシュ
5位:マイ・ブロークン・マリコ
6位:ケイコ 目を澄ませて
7位:流浪の月
8位:NOPE
9位:スパイダーマン/ノーウェイホーム
10位:ナイトメア・アリー
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