ケイト・ハドソン主演の、ホラー・サスペンスです。
介護士として働きながら看護師学校の費用を貯めている、キャロライン。高額で住み込み介護の仕事を見付け、片田舎の古い屋敷で働く事になる。そこには、脳卒中で話す事も動く事も出来ない夫ベンと、介護する妻バイオレットが暮らしていた。仕事を続けるうちに、ベンの様子がおかしい事に気付くキャロライン。どうやら、ベンは誰かに呪術で今の状態にされているらしい。キャロラインは、その犯人がバイオレットではないかと疑いだし…という内容です。
結構ラスト付近まで、ごくごく普通のホラー作品のような感じなんですよ。脅かす時も、画面に突然現れたり、大きな音を出したりと。ところがラストになり、大どんでん返しが待っていて…上手いなぁ。そうきたかぁ。その事実を知った後、中盤であった過去の話を思い出してみると…内容がガラリと変わってくるんですよ！気付いていない箇所もありそうだし、もう一回観た方が良いのかもですねー！
美味しい話には裏がある、そんな教訓を教えてくれる映画でしたねぇ。
しかし、キャロラインはベンを死に目に会えなかった父とダブらせて見ていたから助けようとしてドツボにハマった訳ですが。彼女のような境遇じゃなかったなら、そこまで救おうとは思わないんじゃないかなぁ。だったら、黒幕の策略はいつまで経っても成功しない訳で。実際、4人に逃げられているしね（彼女は5人目で来た介護士）。ちょっと計画、ザル過ぎない？
