さりさり

不思議惑星キン・ザ・ザのさりさりのレビュー・感想・評価

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)
3.7
ジャケ写が大好きだったんです。
何となく可笑しくて可愛くて、タイムラインに流れてくるたびにニヤニヤ笑って見てたんです。
そして今回、信頼するフォロワーさんの一人・みかんぼうやさんのレビューで興味津々、他のフォロワーさんたちの評価も高く、おまけに U-NEXTで配信終了間際となってたら、これはもう観るしかない!!!

ある日突然、本当に一瞬で、キン・ザ・ザ星雲の惑星ブリュクに空間移動してしまった “建築士のおじさん” と “バイオリン弾きの青年”。
そこは砂の惑星。
砂漠のド真ん中。
周りには何もない。
やがてそこに、空飛ぶおかしな物体が現れて、中から二人の小汚いオッサン異星人が登場する…。

いや、シュールな笑いであることは、ある程度想像がついてましたが。
でもこんなに寝落ちの連続になるとは! 笑
不思議な感覚というか、あまりにもシュール過ぎて、ずっと目が点。
バックに流れるポン♪ポン♪という妙に可愛らしい音響が眠気を誘い、5分おきに寝落ちして、その度に巻き戻して観て、気がついたら半日たってもまだ半分も観れてないって。笑
もう諦めようかと思ったんだけど、ラストどうなるか気になったし、配信終了になったらもう二度と観られないだろうから、頑張って最後まで観ました!

最後まで観て正解!
ラスト、何気に良かった。
最後までシュールでしたが。笑
なんかちょっと幸せな気分になったな。
で、ラストで初めて “おじさん” が素敵に見えた! 笑
よくよく観ると、いい男だったなぁ。(久々にイケオジ認定して欲しい!)

ちょっと変わった映画だったし、フィルマやってなかったら絶対観ることはなかったでしょう。
でもやっぱりちゃんと最後まで観て良かった!
途中で諦めてたら「変な映画」で終わってたかも。
観終わって一日たった今、やっと可笑しさが込み上げて来ました。(遅っ)
そもそも、最初の空間移動の仕方!!!
あれは笑う。

昨日の休日は不思議な感覚と時間をもらえました。
どうもありがとう、みかんぼうやさん。
そして、キン・ザ・ザ惑星の二人のオッサン。笑
さりさり

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