ヒッチコックの昼メロ、ふしだらな女
1928年作品、監督アルフレッドヒッチコック。
世界の映画監督であり、
ミステリーサスペンス映画の古典であり、
未だに刺激を放つ巨匠、アルフレッドヒッチコック。
監督第五作め、イギリス時代。ヒッチコック初期をみようシリーズ。
「Easy virtue、ふしだらな女」IVCビデオにて鑑賞しました。
調べると戯曲の映画化のようで、昼メロのような内容です。
物語はまさしくふしだらな女の裁判所シーンから始まります。
ヒッチコックもこういう裁判物やってたのがびっくり、それもこんな初期にね。
話もなんか昼メロ丸出しな内容。後期に一切ラブロマンス直球でやらないヒッチが、若き日にやっているのが、驚きであり、本作でこりたのかなと。
物語は、とあるふしだらな女性のラブを巡る過去を魅せるみたいな展開。始まりは、裁判場。とある審判がくだる。その女性は、いかなる人物、ふしだらな女性なのか?!
正直全然ヒッチコックらしさは皆無で
緊張も殺意も何にもなし
意地悪な母
結婚したマザコン夫
奔放なふしだらな女の豪快発言
また裁判みたいな
昼メロストーリー
ラストも旋回して戻りますが、
まあヒッチコックの昼メロという作品でありまして、次の前回みた灯台下暗し的「農夫の妻」同様
わりに普通な映画をヒッチコックは若い頃撮っていたという事実はデカいです。
後年サスペンス以外興味なしにいたるまで
ジャンルを探っている
時期があったんだなぁとわかりました。
さて
ヒッチコックの昼メロ、「ふしだらな女」機会があれば、ファンの方もどうぞ!ごらんください。