広島カップ

天才マックスの世界の広島カップのレビュー・感想・評価

天才マックスの世界(1998年製作の映画)
4.0
この物語の主人公のマックス(ジェイソン・シュワルツマン)は、信じられないくらい幾つものクラブ活動を掛け持ちし学業に全く身が入らない高校生。ガールフレンドも当然居ない。
そんな彼がある日学校のラテン語の美人先生(オリビア・ウイリアムズ)に恋をした……

ストーリーとしては学園恋愛コメディです。
主役のジェイソン・シュワルツマンがいい味出してます。
鼻付き変装眼鏡を掛けたような顔貌のせいかどうか、表情の変化が窺いにくい。
美人先生に初めて会った時も、全く表情が変わらないのでビビビッと来てんの?ズキュンと来てんの?サッパリ分からない。
全編それで通しているのでなんとなくキートンのような感じもします。

ドタバタやらないし、どちらかというとクスリッという軽い笑いですが、アコースティックな挿入歌のセレクションも気が利いていて作品全体にライトな感じを醸しています。
特にラストにわざわざフェイセスの"Ooh La La"を持ってきて憧れの彼女とダンスをするのは、ウ~ンおぬしヤルなぁという感じです。
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