もるがな

マン・オブ・スティールのもるがなのレビュー・感想・評価

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)
3.6
前半と後半でほとんど別物の映画。前半は重厚感のある雰囲気で話が進んでいくが、後半はドラゴンボールのような災厄レベルの戦闘シーンに。特に後半のアクションは凄まじく、テンションが上がりっぱなしだった。ただ、初遭遇時の戦闘は凄く興奮したものの、最後のあたりは流石に少しダレてしまった。話の流れとはいえ、閑話休題で途切れたのもあって集中力が切れてしまい、ややバランスを損なった感じが。これなら後半はぶっ通しで人外のぶつかり合いを見せて欲しかった。それでもアクションは一見の価値はある。

実は脇役のチョイスが良く、どれもわりとハマり役だったのは面白い。ラッセル・クロウはやっぱり古代の兵士役が似合うし、ローレンス・フィッシュバーンはまんま髭の生えたモーフィアスだが、管理職役はしっくりくる。両親役のケビン・コスナーにダイアン・レインも中々に悪くない。意外と豪華なのはいいですね。
もるがな

もるがな