さっちん

ルビー・スパークスのさっちんのレビュー・感想・評価

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)
3.5
以前から、パッケージ写真に惹かれて観たかった作品。


最初の印象としては、2013年に、日本テレビで放映された「泣くな ハラちゃん」に似てる〜と思った。
まぁ、製作年と、「泣くなハラちゃん」がオリジナルの書き下ろし脚本ということから考えると、TVドラマの方が今作にインスパイアされて作られたのだと思うけど、私「泣くなハラちゃん」というドラマが大好きだったし、漫画の中の2次元の世界にも存在場所があるハラちゃん(長瀬智也)の方が、設定的に面白いと思った。
まぁ、後出しなので、設定面白くできなきゃ逆におかしいかな?^^;

同じ監督の作品でも、「リトルミスサンシャイン」は大好きなんだけど……。

でも、そちらで思春期をこじらせてる感じの少年役だったポール ダノが今作の主演で、頼りないながらも、こだわりが強そうな作家カザン役を好演していた。

そして、ヒロイン役のゾーイカザン……、私生活でもポール ダノと恋人同志なんだとか……。
2人、なんとなく顔が似ている。
彼女、今作の脚本も手掛けているということで、きっと賢い才女なんやと思うけど、ルックスの可愛さが重要視されるこういう役じゃない方が彼女の魅力が生きるんじゃないかな?と思った。
メイクバッチリの時は可愛いんだけど、ノーメイクに近い時のちょっと老けた顔は、「小説から飛び出してきた理想の彼女」っぽくない気がしたので……。
ごめんなさい。m(_ _)m

でも、500日のサマーの時もそうだったけど、2人の恋がパッと盛り上がっていく時の、デートシーンにはワクワクした。♪

それだけに、それが徐々に盛り下がって行く過程の長さや、母親カップルの家に行くシーンには、ちょっと中だるみかな?と退屈に感じた。
特に、母親カップルの家のシーン、なくてもよかった気が……。^^;

パッケージ写真から、何を期待してたんやろう?って考えたところ、きっと私、今話題のドラマ「逃げ恥」みたいに、もどかしくも可愛くてキュンキュンする恋愛話を期待してたんやろうなぁと、「逃げ恥」観ながら思った次第です。^^;

映画のレビューなのに、ドラマの話ばかりで失礼しました。m(_ _)m
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