さっちん

そして、バトンは渡されたのさっちんのレビュー・感想・評価

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)
3.6
原作を、本屋大賞の受賞発表直後に試し読みしたきり、続きは気になるものの本を買って続きを読むに至らず‥。
なので、映画化されたのを機に観ちゃいました。

でも、原作と結末違うっぽいですね。
原作ではどうなってるのかやはり気になるし、文庫化もされたのでやっばり読むか‥。😅

うーん、父子愛には泣きましたけど、釈然とはしてないです。
石原さとみさん演じる梨花さんの行動全てに首を捻ります。
もともと石原さとみさんのハイテンションな演技が苦手なので、余計‥。(お好きな方、すみません)

あと、感動ポイントらしい場面での過剰なまでの煽るような大音響に辟易して、そちらでは逆に覚めました。

それから、市村正親さん演じるお金持ちのお爺さまと梨花さんの元々の関係がよくわからなかったので、後の展開にも「うん?」と入り込めなかった。

でも、田中圭さん演じる森宮さんと、永野芽郁さん演じる優子の関係にはほっこりします。
よくステップファミリーの血の繋がらない父親の虐待の報道などを見て胸が締め付けられるけど、頭が良くて、幸せの本質を理解して生きている森宮さんのキャラクター、原作ちょっと読んだだけでも好きでしたが映画でもやっぱりいいですね。
ただ、田中圭さんがビールを飲むシーンに酒飲み感が出まくってる〜とは思いましたが‥。😅

永野芽郁さん、瀬尾まい子さんのファンということで、気持ち入ってるな〜って感じました。

色々書きましたが、結果、気持ちはハッピーになれたし、観てよかったです。
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