さっちん

漁港の肉子ちゃんのさっちんのレビュー・感想・評価

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)
3.8
こちらでの高評価レビューを目にしなければ100%映画館のスクリーンで観ることはなかっただろう作品‥。
いやぁ、観れて良かったです。
漁港の町を見下ろす景色とか、とある光の描写とか、大きなスクリーンで観てこその感動もありました。。

肉子ちゃんの体重、67•4キロにはとてもみえないほどふくよか‥いや、151センチという身長だからか?と思い直して考えても最低でも80キロ以上はあるよな?っていうビジュアルだったり、娘のキクりん、11歳なのに幼さがなくて高校生くらいに見えたり‥と、小説の登場人物のアニメ化には「うん?」と思う部分もあったけど、小学生女子の、まだまだ心の成長過程なのに大人の縮図みたいな人間関係に揺れ動く気持ちとか、何故かクズ男を好きになってしまうサガとか、子を思う母の気持ちとか、女性ならどこかに刺さる部分があるのでは?と思った。

キクりんの声のcocomiちゃん、綺麗な声だし、感情表現も自然でうまいなぁ〜と感心‥。
あと、出演場面少なめだったけど、吉岡里帆さん、全然本人さんと気が付かず、エンドロールで名前を発見して「へー」と思った。
ネイティブな関西弁スピーカーやな‥とは気がついていたけれど。笑

肉子ちゃんの損得勘定ゼロの人の良さ、子供っぽくて世話が焼ける母親と頭が良くて大人びた娘の親子愛、この親子を支えるサッサンの言動、思春期女子の心の深いところ‥などなど、自然と涙が流れた。

ただ、途中ちょいちょい出てくるギャグは、聞き取れないことも多く、聞き取れても私的にはそれほどおもんなかったのと、エンドロール後のアレはいらんかったのでは?と思う。笑

ホンマにフレンチトーストとお肉が食べたくなります!!
で、今日の朝食はフレンチトーストでした。笑
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