さっちん

グリーンブックのさっちんのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.5
もともと大好物のジャンル。
こういう心に沁みる友情ものは、『最強のふたり』以来…。
どちらも実話ベースで、笑って泣けて…観た後のほっこり感がたまらない。

特に、品格高く滅多に表情を変えないドクター シャーリー(マハーシャラ アリ)の笑顔と泣き顔に心を鷲掴みにされた。
一方、それとは対照的に、いつも感情をバーッと表に出してお下品、でも憎めなくて家族や周りの人たちに愛されているトニー(ヴィゴ モーテンセン)も、とっても魅力的なキャラだった。

アメリカ南部の黒人差別、私もこの映画と同じ1962年に、あの土地で暮らす白人だったら、あんな差別をするんだろうか??
同じ人間なのに、馬鹿げた考えによる行ないで、頭悪すぎるとしか今の私には思えないのだけど…。
南部といえば、20年以上前に、フロリダに旅行で行ったことがあるけど、太陽サンサンで、サンキストオレンジのジュースが感動するくらい美味しくて、明るいイメージしか残ってないのになぁ〜と、歴史的な背景とか勉強不足で何もわかってない私は、そんなことを考えながら見てしまった。

ふたりの友情が生まれ育っていくそれぞれの出来事や会話、特にフライドチキンのシーンとシャーリーが本音を吐き出すシーンがとても好き。
できれば公開中にもう一度見たいけど、叶うかなぁ。




実に半年ぶりの投稿。
仕事が忙しくて休みの日も疲れきっており、そんな中たまに観る映画にもハマれず、レビュー書きをためらっているうちに月日は流れ…。
でも、久々にどハマりしたので、レビューを書きたくなりまして…。^^;

ついでに、比較的最近観たほかの作品の感想も残しておきたくなったので、以後連投失礼致します。🙇‍♂️
さっちん

さっちん