茶一郎

サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへの茶一郎のレビュー・感想・評価

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『本当に心を込めて真剣に何かをやるなら手段は関係ない』


 フィルム撮影とデジタル撮影の二つを見比べて(サイドバイサイド)語るドキュメンタリー作品。
アメリカを代表する監督、撮影監督がそれらについて意見を述べる。
印象的なのは、口の悪いデヴィッド・フィンチャー、ルーカスとダニーボイルとのデジタル撮影への功績、デヴィッド・リンチの渋さ、全てを丸くまとめるスコセッシの好々爺感

 決して、結論が出るわけではないがとても面白いドキュメンタリー、映画の未来を予感するラスト。

『あらゆることに共通する真理がある。本当に心を込めて真剣に何かをやるなら手段は関係ない』
染みる一言。
茶一郎

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