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ジャッジ・ドレッドのslowのレビュー・感想・評価

ジャッジ・ドレッド(2012年製作の映画)
5.0
「ヘルメットはどうした?」
「超能力の邪魔になるから」
「″銃弾″はもっと邪魔だ…」
ーーーーーーーーーーー
{あらすじ}
法と刑の執行人二名が
ギャングの支配する
高層ビルで死闘を繰り広げる。

オープニングから
エンディングまで
とにかくクソカッコよい!

重い電子音を効かせた
ロックミュージックが
全編通して轟き、
どんなに過酷な場面でも
冷静な判断で処理する
″ジャッジ″の潔い闘い方と
スローモーション映像に
美しさと汚さとカッコよさを
諸々合わせて酔いしれる快作★

本作で一番のメインは
クールなベテランの
ジャッジ・ドレッドではない。
ジャッジとしてまだ未成熟な
新米のカサンドラが激闘の中で
立派なジャッジとして
成長してゆくのが見どころ。

ギャングのボスが″女性″なので
正義を信じる純粋な若い娘と、
心も体も悪に染まった
大人のお姉さんとの構図もいい。
(二人が戦わないのは実に惜しい…)

ワンシチュと化した舞台で
戦闘シーンが連続し、
展開をすぐに切り替える
テンポの良さがよく
なかでもギャングに雇われた
悪徳ジャッジチームとの
″心理戦″を交えたバトルは
めっちゃ興奮した。

皆同じヘルメットだから
誰が誰だか分からんけど、
ただの悪党と戦うよりも
正義の味方でありながら
悪に堕ちた者との対決は
本作の世界観を象徴しており
個性を感じて面白い♪

ドレッドの台詞にも痺れるし、
ドレッドに装備された銃弾の
バリエーションが豊富で
漫画っぽい所もすき♪(元は漫画…)

内容が似てる『レイド』よりも
アクションは地味目だし、
ラスボス対決は味気ないが
イラつくキャラをすべて成敗し,
報われないキャラを
救ってくれたり…と、
法に厳しい番人のわりに
融通が利く方々なので
ストレスがなく何回観ても
スッキリするヽ(´▽`)/♪

今作はリブート版で
オリジナルも存在するが、
これはカサンドラあっての
『ジャッジ・ドレッド』であり、
カサンドラがいない
『ジャッジ・ドレッド』なんて
『ジャッジ・ドレッド』ではない!

…もし続編を作るなら
『ジャッジ・カサンドラ』で
お願いしたいところ(-人-)
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