クルードス

カルトのクルードスのレビュー・感想・評価

カルト(2012年製作の映画)
3.8
白石晃二作品は「ノロイ」以来の観賞。
ノロイも好きだが、今回も面白かった!

最初の方にチープな特撮が出てきた時はどうしようかと思ったが、途中からはすっかり慣れてきて楽しんで観られた。

何でレポーターが3人も居るんだよと思ってたが、ちゃんと3人とも役割があるし、順番に出てくる霊能者はトリがまさかのNEO様のようなブッ飛んだキャラ、そして何よりシナリオがしっかりしてた。
本編は84分で無駄な部分が全く無かった。

霊の力が強く力の弱い霊能者では手に負えなくなって、最強の霊能者を連れてきてバトル!という展開は「来る」を連想。
ていうか、エクソシスト以来の古典ですね…。

でも古典的な題材なのに、ラストの驚きの展開からのタイトルを回収するという流れは、新鮮でとても良かった。