さすが宮崎駿、なかなかステキな話だった。
ただ、主人公の声が庵野秀明ということには最後まで馴染めなかった。
何なん！何なん！何で庵野のオッサンなん！！
あのキャラの顔にオッサンの声は合わんやろ？
しかも棒読みで浮いとるし。
ほんまに勿体ないことしてるわあ～。
ジブリアニメの嫌いなところは、ちゃんとした声優さんじゃなくて、有名な俳優さんや女優さんを起用して、その声が合ってないことや、声の演技がヘタクソだったりすることが往々にあるところ。
このもどかしさを感じずにすむ作品っていうのがほとんどない。
勿体ないことするわって毎回のように思う。
内容は真摯に夢に向かってただひたすら真っ直ぐ仕事をし続ける男の姿が清々しい。
そして純愛が胸にしみた。
EDのユーミンの『ひこうき雲』も余韻を誘う。
久石譲の音楽もよかった。
大人向けやった。
ただ、やたらと煙草の煙りが煙たく感じる映画だった…。
