結湖

アンナ・カレーニナの結湖のレビュー・感想・評価

アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)
2.5
ジュード・ロウ目当てで鑑賞。
面白い演出だったなぁ。
舞台を活かした場面転換はとても面白かったし、モダンダンスのアプローチもステキだったし、美術も綺麗だったけど、物語には特に感じ入るところはなかったので、途中で飽きてしまいました。
ヴロンスキー(アーロン・テイラー=ジョンソン)は確かに美形だけど見た目以外に惹かれるところもなく、逆にカレーニン(ジュード・ロウ)があまりにも不憫だったので、なんとも。
まぁ、押さえ切れない恋愛感情ってのは、どうして惹かれてしまうのか良くわからないものだし、深い人となりを描かなくてもいいような気もしますが。
というか、ジュードとアーロンのキャスティングはバランスを取るためなんだと思うんですが、どうなんだろう?
設定は若い将校と歳の離れた夫だけど、夫が本当にただのおっさんだと見てるほうは「そりゃー、若くてイケメンのがいいよな」(偏見)って思うからなんだろうなぁ。老け役なのにジュードのイケメンっぷりは隠れてないと思ったりしました。(贔屓目?)
2014/04/30:DVD
結湖

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