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地獄でなぜ悪いのshinoのレビュー・感想・評価

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)
3.4
園子温監督によるハチャメチャヤクザコメディアクション(????)映画。
ヤクザの組長武藤は、自分を守って服役した妻のため、娘を主役にした映画を撮ることにする。なんかすごく不憫なことに巻き込まれた橋本は、平田率いる自主映画制作集団ファックボンバーズとヤクザの本物の抗争を舞台に映画を撮ることになった。

前評判は聞いていたのですが、本当ドラッグムービーって感じ。めっちゃ癖になる…。
本物な抗争を撮影しているのだから、当然人死にが出る。目の前で血しぶきが飛ぶ。首が飛ぶ。足が飛ぶ。その中に響く平田演じる長谷川博己の声が妙にこれは映画なんだあという呑気な気分にさせてくれるという、なんとも不思議な気分になる映画でした。人が死んでるのに普通にカメラを回してるのがすごいシュール。
中盤がすこしだれたかな?って思ってましたが、撮影シーンで全部許せた笑 最高のテンション!めっちゃくだらない!最高!

最後の長谷川博己すごすぎますね……。いつまでも脳内に声が残っています。とんでもない俳優やで。
とんでもないテンションなので合う合わないがあるだろうなあ、とは思いつつ、とりあえず堤真一が意味不明なくらい可愛かったので可愛い堤真一が見たい方は是非。
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