講談社より出版されている漫画「東京卍リベンジャーズ」の実写化映画
同居人が原作ファンで観に行くってところで山田裕貴浴観たいという気持ちでくっついて行きました。いつもは原作とか見て行くんだけど今回原作もアニメもノータッチの実写初見の感想です
まず一言としてはめちゃくちゃ面白かった…！！アクションも素晴らしく良かったし、話もテンポが良くてダレる暇がない！漫画の実写としてよりも邦画として結構レベル高い映画なんじゃないかな。一緒に行ってた同居人は「原作をかなりうまくまとめててびっくりした」って言ってたし、初見が観ていて全然話運びに違和感なかった。エンドロールで監督があの「前田建設ファンタジー営業部」の英勉監督と知って納得。あの映画もかなりテンポ良くて面白かったので。
ループ・タイムスリップもの、という話は聞いていたのだけれどもまさかバタフライエフェクト的なループ・タイムスリップとは思わなかった！転生ものは最近色んなコンテンツで聞くのだけれど、そういえば現代と過去を行き来して未来を変えようとするバタフライエフェクトやバックトゥザフューチャー的なものはあまり見ない気がするな？と思ったので結構新鮮に感じました（わたしがあんまり転生モノ詳しくないので結構あるよ！って状態だったらすみません）
バタフライエフェクトは結構暗い話だったけど、東リベは青春あり、友情あり、恋愛あり、コメディ要素もありとかなり明るめで、青春映画としての視点で見ても面白い。
弱くてどうしようもない自分を変えるために奮起する主人公は、あまりにもカッコいい。わたし喧嘩か力は弱いけど心の芯はしっかりと強いってキャラクターが結構好きで、今回の主人公はかなりいいキャラだと思いました。北村匠海の演技力も併せてとても心震えるものとなってた。
わたしが初見だからかもですが、かなり漫画のデザインに寄ってるのにキャラクターデザインのこれじゃない感は今回の実写では全然なかったな。
存在二次元の吉沢亮、徹底的にキャラ作りする山田裕貴、現代と過去で顔変わった？ってくらい雰囲気変える天才北村匠海、え？漫画から出てきました？っていう溝中五人衆、るろ剣もそうだけど実写化においてキャラクターデザインが大正解はのはほんとに良い。その時点で漫画を実写化するという観点で映画を作るというこだわりを感じるので素晴らしいんだよな。
あとはアクション。アクション良くないですか？たまにあるワイヤー吊ってんなーって感じがゼロ。細部までこだわってるアクションシーンはかなり見どころ。全体を通して見ればアクションのシーンってそこまで多いわけではないんだけど、多いわけではないからこそ一点集中でよいアクションを魅せてくれる。
全然関係ないけどアクション映画のアクションとヤンキー映画のアクションってまた別の栄養素でできてる感じしません？なんかすごい東リベのヤンキーアクション見たとき「こ、これが観たかった〜！！！！！！！」ってなってかなり助かったんですよね。今自分に必要な栄養が全て満たされた。ありがとう東リベ。いいヤンキーアクション映画です。
HiGH&LOWとかいう全員クソデカ身長コンテンツを親の顔より観てたから東リベの山田裕貴デカすぎて吉沢亮と並んだ時に「山田裕貴デッカ…………………………………………………………………………」って思っちゃった。山田裕貴178cmはでけえです。普通に。でけえよ。
