kohei

愛とセックスとセレブリティのkoheiのレビュー・感想・評価

2.7

【「自慢じゃないが俺は顔がいい」】

アシュトン・カッチャーがドンピシャで当たり役。
美人で金持ちな女を口説くジゴロが本気で誰かを好きになった時、自分を変えることが出来るのか…。

男なら1度は憧れるであろうイケメンってだけでチヤホヤされる生き方。でも実際はイケメンってだけ、頭が良いわけでもなくこれと言った人脈もない。むしろ関係を持てば持つほど人が離れていく。
セクシーなシーンが多いけど、後半はとにかく主人公には厳しい現実がぶち当たってくるし、報われるかと言えばそうでも無いのがこの映画の評価できる所だと思う。
この主人公は女性に対して奔放なのか優しいのか、その曖昧さが妙にリアルで周りの女達も主人公を嫌ってるかと言えばそうでも無い。その優しさや大人の対応が何よりも辛い。
自分の身の程を知った時、人は少しずつ変わることが出来るってことかな。
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