とにかくリリーさんと瀧が怖い。
声が小さいエロオヤジ、変な帽子で変なステップのフェスの定番。
っていう二人に対する割とポップなイメージが完全に崩れ、
観た後半年ぐらい、他の映画やテレビで見かけても、
いやいや。そんな事言ってるけど、笑いながら人殺してましたやん。。と思ってしまったほど。
よく思い出せば、山田孝之のザ普通の人感もすごく良かったと思うんだけど、
もはやあんまり思い出せないぐらいリリーさんと瀧のインパクトがすごい。
「あ。これ先生関係なかった 笑」
って言われたら、私もとりあえず笑っちゃうと思うんだよね。
生理的に理解が追いつかないし、目の前で笑いながら話してるし。
その引きずり込まれる感もすごく怖かった。
電機屋さんの家族と池脇ちーちゃんは紙一重に見えて、それも怖い。
電機屋さんは人の道を外れてしまったけど、それでも成し遂げたいと思ってしまった事が怖い。
笑いながら人を殺しておいて、子どもにクリスマスプレゼントあげたりするのも怖い。
なんかもうとにかく怖い。