シュトルム凸映画鑑賞記録用改め

まぼろしの市街戦のシュトルム凸映画鑑賞記録用改めのレビュー・感想・評価

まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)
3.6
ドイツ兵が爆弾を仕掛け撤退した街、斥候に出されたスコットランド部隊通信兵は、精神病院に迷い込み、ハートの王様と名乗ってしまう。狂人たちは無人の街に溢れ出し、王様扱いされる兵士。
この狂人たちが皆、良いですね、明るくて警抜的で、賢愚一体と言った感じで、訳知り顔で人生を切り取るセリフが…。
平和を愛する詩人のような狂人たちと
明白な愚かさである戦争に邁進する正常者。
どちらがマトモで、どちらが狂っているのか。
オーソドックスな寓話ですが、ヒロインが綱渡りするシーンとかなぜか涙がこみ上げてきました。

ド・ブロカ監督視聴2作目。