これは真剣にダメなやつ…。
出版社に勤める柄本佑を上司の竹中直人が叱責するシーンから始まるけど、上司が部下に責任をなすりつける、その言説からして今となってはそこら辺の小学生でも拾ってこれそうなフリー素材的シチュエーション。さらには、直接反論できないうっぷんをモノクロームに映し出した妄想の中で無双するという演出も、笑っちゃうほどありきたり。
演じる柄本佑の芝居も酷いもんだから、そんな茶番に付き合わされている竹中直人までクソ役者に見えてくるという罪深さ。
脚本、演技、演出、三拍子揃って全てがクソ。とにかくクソ。クソという言葉以外で表現するならうんこ。それ以外の言葉でこの作品を形容したらその言葉が便所臭くなるんじゃないか…、っていうくらいうんこ。
唯一評価できるのは女優陣の潔い良い脱ぎっぷりだけ。
主役の佐々木心音はもちろん、チョイ役のキャバ嬢桜木梨奈まで性器丸出し（もちろんモザイク有り）だし、挙げ句の果てにはそのオナベの彼氏？のよっちゃんこと元女子プロレスラーの風間ルミまでパンツ下ろされてヘア出し（だれ得だよいい加減にしろ！）。
いくら佐々木心音のヌードが見たいためといっても鑑賞するのは考え直した方がいい。
悪いことはいわない、やめとけ。
