JIN

タリウム少女の毒殺日記のJINのレビュー・感想・評価

タリウム少女の毒殺日記(2012年製作の映画)
3.7
これを観て、同じ人間だからといって「話せばわかる」とかそんな風に思っちゃいけないな、と。
中には自分の思考を超越した、決して理解し得ない人間も存在するんやろうなということを考えさせられた。
遺伝子の中に組み込まれたプログラムにもっと興味がわいた。
昔観た『グレアム・ヤング毒殺日記』みたいなノリではなかった。
もっと淡々と、取材、観察、レポートっていう。
人として大事なものが欠落してるその「何か」を考えさせられる。

この作品の主役の女子高生を演じてるのが倉持由香っていうグラドルの娘やねんけどね。
彼女、以前山手線で痴漢被害に遭って、空手を使って捕まえて警察に引き渡したっていう。
ああ、そういえばそんなニュースがあったなあって思い出した。
そして現在は尻職人であり、グラドル自画撮り部部長(笑)

劇中やエンディングのAA=の曲も強烈に印象に残ってる。
JIN

JIN