トリロジーの最後を飾る、第3作目は処女長編の1作目(1996)から10年近く経つことになった。
ゴッドファーザーのように目に影をかける顔面のイントロダクションは3作共通。
1作目は、走り、走り、走る、闇のなか、後ろから爆音のサラウンド。弱き者、女も画面手前に向かって走る。つまり、あなたに向かって。背後は爆音サラウンドとストロボ。
2作目は、走らない、走らないから、うだうだしているうちにドライバーで刺殺。サラウンドスピーカーは残響音のみ。マッツ・ミケルセンがフィーチャーされる。正直なところ、観たことを後悔。
で、この3作目は、1作目から出ていたクロアチア人であるがデンマークでドラッグを捌くミロ。
うーん。普通。キャラの賞味期限が切れているし、監督もそれが分かっているからの展開なわけだが、、、
このトリロジーは1作目をサラウンドスピーカーのある環境で観るのが望ましく、それ以外は不要かもね。(^^)