創造的な撮影。音響にも、意欲が。
演技者たち(特に主演男女)のスタイリッシュな演技は、台本に従うばかりで憑依には程遠くて、あまりイイ感じしなかった。ジゴロな彼とか、顔がすごく整ってるだけに。
中盤の「一緒に暮らそっか? 浮気はしてもいいよね?」を語らう二人の対峙シーンから、グンと改善。私が見慣れたのか、演じる気分がアガったのか、、そこからは文句なしの映画に。橋の上のオヤジの反復セリフも俄然、効いてくる。
川辺のあばら家の室内の、蝿の多さにオエッとなりそうに。蝿だけは、意・味・ワ・カ・ラ・ナ・イ。。
そして終盤、アバンギャルド! ワ・カ・リ・ヅ・ラ。。。
[東京都写真美術館ホール ポーランド映画祭2019]
[仮タグ ♯マリのポーポー]