リッキー

ホワイトハウス・ダウンのリッキーのレビュー・感想・評価

ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)
3.2
854本目。
作品内容はホワイトハウスがテロリストに襲撃され,偶然そこに居合わせたシークレットサービス志願の男が奮闘する内容です。

鑑賞した感想ですが,決してつまらなくないのですが,全体の作風では孤軍奮闘する姿が「ダイハード」を,空爆阻止のシーンは「ロック」を連想させてしまう。
それに「大統領」,「テロリスト」,「戦闘機」,「軍用ヘリ」,「核ミサイル」,「対空ミサイル」,「戦車」,「公用車でのカーアクション」これでもかというくらいアイテムを盛り込んでいるため個々のアイテムが薄っぺらく感じてしまいます。
しかしこれらの作品を観たことがない人,または一気に楽しみたい人にはスピーディーに展開される内容のためかなり面白いのではないでしょうか。

ホワイトハウスの警備には力を入れており,人選も申し分のないエリートが配置されていますが,その警備力を瞬殺させてしまうテロリストたちの実力は相当なものだと思います。冒頭の戦闘シーンでは控えめで自信がなさそうな主人公でしたが,敵を一人,二人と徐々に倒していくにつれてどんどん戦闘力が上がっていきます。サイヤ人のようです。

これも愛する娘が囚われの身になっているため実力以上の力が発揮できたのか,元々才能はあったがこれまでは実力を発揮する場所がなかったのか?そのあたりは不明です。

今回の戦いでは主人公にとってはシークレットサービスになるための実地試験を試され,見事採用されたような結末となりました。
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