ぴよまろ

ビル・カニンガム&ニューヨークのぴよまろのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

80を超えた爺様が自転車でニューヨークの街中でファッションフォトを撮り続けている。
言ってしまえばそれだけなんだけど、その職人気質なところとか、ストリートファッションフォトを撮ることが楽しくて仕方がない、というのが見えてとてもいい。カメラを構えてシャッターを押しているときは、いつも笑顔。そして早撃ち。これがとても印象的だった。
いかにも楽しそうに撮っているなら、撮られる側も自然に笑顔になるのだと思いました。

NYタイムズの面々に誕生日を祝われるくだりは、とても感動。
ビルのお面を付けて、ビルの歌を歌うNYタイムズの人々、そして子どものようにはしゃぐビルは、本当に愛されているね。
"締め切りなのに自転車で写真を撮りに行くビル"

エンドロール中に、長年住んだ部屋から移り住んだ話が出たけど、「引っ越し先の部屋で、キャビネットを置くためにキッチンを撤去させた」っていうのはすごく彼を良く表しているんだろう。
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