マシュー・ヴォーン監督作品。人気スパイ小説家の主人公が、小説内の物語がとある陰謀と酷似していることから、現実のスパイ組織から命を狙われることになるスパイアクション。
「キングスマン」のマシュー・ヴォーン作品よろしく、テンポのよいストーリーと、カラフルでポップな演出、ノリのよい音楽のアクションシーンなど、期待していたものをしっかりみせてくれる作品でした。
軽快なアクションシーンもさることながら、スパイ小説の物語と現実がなぜ酷似するのか？という謎をめぐるという、ある意味でのミステリーでもあるので、この謎が分かってからの納得感と、物語の加速感がよかったです。そしてクライマックスのアレは、キングスマンの1作目を思い出しました。やはりマシュー・ヴォーンはこうでなくては。
最初から最後までアップテンポに進むストーリーで、かつ、ポップな作風でアクションをみせてくれる、期待通りのエンタメスパイアクション作品でした。
