「翔んで埼玉」の続編。前作の後、埼玉の面々が関西を訪れ、大都会大阪に虐げられる滋賀・和歌山を救うために戦いに身を投じる、関西版のご当地ディスバトル。
まさかの続編にして今度は関西イジリ。関西メインであるため、関東民である自分にはピンとこないネタもちらほらありましたが、今回も壮大な茶番劇でとても楽しめました。出身地対決を再びやるとは・・・
相変わらず、大それた話をしている画面の隅に仕込まれた小ネタ、セリフで語られるディスりの数々が最高に楽しいです。（安土城が今はハゲ山、確かに笑）ただ、前作がヒットしたが故に、前作に比べて笑いとしての悪意あるイジりは控えめ。（ただこれは、埼玉に対してどんなにイジっても大丈夫という謎の特殊性もあり、それが面白いわけですが。）
物語は意外と複雑なことをしていて、メインパートと現代の時間と、埼玉と滋賀・大阪という東西が行ったり来たりするにも関わらず、観てて置いてけぼりにされず、ちゃんとつながっているのは素晴らしいです。（そういえば今回、百美はあまり活躍していないな。最後のスイッチも路線族だし笑）
美味しいところは前作から引き継いだ壮大な茶番劇。こうなると、九州版とか東北版とかも期待してしまいます。
