ヤマト

エンド・オブ・ウォッチのヤマトのレビュー・感想・評価

エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)
4.2
これは面白い。
キャッチコピーに「ロス市警のリアル」ってあるよう【ジェイク・ギレンホール】演じる白人巡査テイラーと【マイケル・ペーニャ】演じるメキシコ系巡査ザヴァラの警官コンビをテイラーが記録用に使っているカメラ映像をメインに物語は進んでいきます。

ちょっと酔っちゃうかもしれないし、前半は日課のパトロールでそれこそロス市警のリアルを映しているので飽きはあるかもしれませんが、通報を受けて踏み込んだ一軒家で、2人は見てはならないメキシコ麻薬カルテルの秘密に触れてしまったところから、どんどん面白くなっていきます。

独特なカメラワークの緊張感と私生活を含めた2人の会話や映像がロス市警のドキュメンタリーみたいな感じの映画ですが、個人的には好きです。
メキシカン・ギャングたちに急襲されるクライマックスの緊張感は良かった。

結末が衝撃的で、モヤッとした気持ちは残りますが、「ロス市警のリアル」って事を考えると良い作品だったと思います。
でもこれが本当にリアルだと思うと、ロス市警、アメリカの警官はホント命懸けだなと思います。
ヤマト

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