ヤマト

アンダードッグ 前編のヤマトのレビュー・感想・評価

アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)
4.1
2023年249作品目
【森山未來】主演
共演は【北村匠海】、【勝地涼】
ジャンルはアクション、ドラマ
《アンダードッグ 前編》

キャッチコピー「無様に輝け。」「人生から見放された三匹の負け犬たちが、リングの上で巡り会うー。」


あらすじは
【森山未來】演じる元日本ライト級1位。
一度は手にしかけたチャンピオンへの道...
そこでの敗北で以降もデリヘルの送迎で日銭を稼ぎながら、かませ犬としてリングに上がり、ボクシングにしがみつく日々をおくる崖っぷちボクサー末永晃。
【北村匠海】演じる児童養護施設で育ち、過去にある秘密をもつが、ボクシングの才能が認められ、将来を期待される才能豊かな若きボクサー・大村龍太。
【勝地涼】演じる大物俳優の二世タレントで、芸人としても鳴かず飛ばずの芸人ボクサー・宮木瞬。
人生から見放されたこの三匹の負け犬たちのドラマが交錯するというもの。

前編ではテレビの企画でボクサーのライセンスを取り、イベントで晃とのエキシビジョンマッチの企画が持ち上がる。
番組を盛り上げるためにスタッフから晃陣営に八百長をする提案があり、プライドも捨て二人は対戦することになる。
結末は会場の誰もが、また晃自身も予想だにしていなかったことが起きる。。。


《アンダードッグ》
タイトル通りかませ犬、負け犬というタイトルがピッタリな作品だった。
後編も鑑賞してからこちらのレビューを書いてますが、前編はかませ犬として負け続けているのに、本気で打ち込んでるわけでもなく、ボクシングにしがみつく晃は本当にカッコ悪いです。
あと瞬が芸人で番組が絡んでいるので、ちょいちょいお笑い芸人が数名登場するので、誰が出ているかも観てみて下さい。
クライマックスでの瞬を演じる【勝地涼】の魂のこもった演技良かった。
それと個人的には瞬のジムの先輩役の【山本博】も良かったです。

何となく結末は予想できるジャンルですが、それでも心を揺さぶる何かはある作品です。
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