2013年劇場公開
実話を元にしたクライムコメディ(?)
アメリカ西海岸で筋肉を鍛える事だけが生きがいのマーク・ウォルバーグ演じるダニエル。
肉体美が重要な西海岸で、ジムのトレーナーとして生活していくには、いかに富裕層の顧客を入会させるかが重要。
どんなに努力しても底辺の生活から抜け出せないダニエルは、自分の顧客が
「頭を使って金を増やすことが重要なんだよ、私は努力して豪邸も高級車も美しい妻も大金が入ってくる仕事も手に入れた。君のような男とは違うんだよw。投資するなら相談に乗るよ」
と頭からバカにされて
「この男の家も車も金も全部俺のものにしてしまえばいいんだ!」と思い付く。
その計画を実行するために、同じ筋肉を維持するために生活費の全てを注ぎ込んでいるトレーナー2人を仲間にする。
ダニエルはサイコ野郎
ドゥエイン・ジョンソンは良心のある筋肉フェチ
レベル・ジョンソンは「オレはイケてる」と思い込んでいるパシリ
3人に共通している事は、救いようのない馬鹿であること。
顧客を誘拐して資産を横取りするのだが…
この顧客がたまたま白人系アメリカ人から見たら犯罪組織に関係者が多い人種だったため警察も本気で捜査しなかった。
さらに、手に入れたお金が底をつき、資金が必要だから、また次の金持ちを見つけて同じ手口で巻き上げようとするが…
全てがグダグダ。本人達は本気なのでこれが実話かと思うと、プライドだけ高い馬鹿が犯罪に手を染めると想像を超える大惨事が起こる。
映画カテゴリーはクライムコメディだが、私的には笑えない。
ただ、ストレスフルな昨今「好みの筋肉を見ているとストレスが緩和される」事に気付いた。
最初の被害者の悪運の強さには驚く。
そして、警察が興味を持たない事件を、刑事をリタイヤして父親の探偵事務所を継いでいた1人の男が暴いてゆく。
後半のバーベキューグリルのシーンは夢に出てきそう…😓
金持ちの資産を横取りする話はよくあるが、横取りした家にそのまま引っ越してきて派手にご近所さんと交流して散財するなんて、本当に馬鹿な話だけど実話
ドゥエイン・ジョンソンのファンなので観た映画。
ブラックでエグい笑が好きな人は楽しめる映画💀