前半で変態ラブロマンス映画かと思いまあまあ退屈だなーと思っていたが(ヒロインもあまり可愛くないし)、後半で一気にスリリングになっていった。
売れない作家と女子大生が恋愛関係になり性生活を突き詰める最中、SMなどのアブノーマルプレイにも手を出すようになるが行き詰まってしまう。映画として面白いのはここからで、あくまでプレイとしての上下関係から人格も含めた主従関係へとすり替わっていく。
結局、最後の瞬間までこのカップルは仲よかったころのSMプレイの延長上に生きていたと考えると共感はできないがいい話と言えなくもない。