クドカンと阿部サダヲさんの組み合わせには、混ぜるな危険という注意表示がいると思われる。
阿部サダヲさんは好きだけどクドカンが個人的に苦手。何故だかは説明出来ないがハチャメチャな所にハチャメチャと思わず、理不尽と思ってしまうからだろうか。
阿部サダヲさんのキレッキレの演技は好きなのだがそれにクドカンの脚本が入ると、とただでさえエッジの効いた素材を更にギラギラにさせ、視聴者の口の中を血まみれにさせる感覚だ。それが人によってはぶっ飛んでておもしろいと思うのだろう。
しかし自分はそれを皿にだされただけで、いや、コレは食えねえわ。だってコレ、あれだよ?血まみれになるよ?と思ってしまう。
つまりは冷めて観てしまう方だった。
だから今作の阿部サダヲさんのキャラに全く共感が出来ず。
なくもんか?いや、泣いていいと思います、と思ってしまった。
竹内結子さんとの夫婦だけは微笑ましく見れた位。