JIN

スティーブ・ジョブズのJINのレビュー・感想・評価

スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)
3.8
長年Macユーザーやってるので観ないわけにはいかない。
本は読んでないけど彼の大筋の人生の流れというものは知ってるので、当然映画の展開はわかってるわけやけど、それでも十分楽しめる内容だった。
特にイノベーションの部分が一番興味深く観れた。
スティーブ・ジョブズという人はカリスマ的存在ではあるけども、人としては決してイイ人だとは言いづらい。
この映画がどれだけ彼の人物像に忠実に作ってるのかはわからないけども、まあイメージとは大きく違わない…いや、アシュトン・カッチャーが演じてる分、いちいち男前に美化されてるか(笑)
スティーブ・ジョブズが亡くなってからまだ2年しか経ってないのに、こうやって映画になってしまうっていう事実が彼の偉大さを物語ってるよね。
この作品の彼は多くの人が見てもさほど違和感を感じずにいられるようバランスをとったジョブズっていう印象。
だからそこまで過激さみたいなのはないかな。
彼がいかにバイタリティーがあって、創造的だったかっていうのが今日のアップルの礎になってることを再確認。
監督曰く「これは、絵画でいうなら印象派の作品で、写真ではない」。
JIN

JIN