セス・ローゲンやジョナ・ヒル、ジェームズ・フランコなど、向こうでは名の知れたコメディ俳優たちが本人役で出演する、世界が終わっちゃう系コメディ。
基本的にお互いの出演作をネタにしたり罵り合ったりするのが続くので、彼らのファンならばたまらない内容のはず。
…ただ、僕はそういう内輪ネタがあんまり好きではないので、正直コメディ部分ではそれほど笑えなかった。世界が終っていく阿鼻叫喚な様子や狭い空間で疑心暗鬼になるのはプチ『ミスト』みたいで良かったけど、やはり土台はコメディなのであんまり緊張感は無し。
チャニング・テイタムやマイケル・セラがとんでもないことになっていたり、最後に出てくるアレが巨大ないちもつをぶらつかせていたりと、ちょっとしたところではクスリとできたし、オチの馬鹿馬鹿しさも嫌いではないんだけどね。
(2014.150)