味を占めたサンライズが完結篇と銘打った作品。ゴリラと言う名の原作者が製作にも関わっています。
冒頭から映画泥棒をネタにするなどやりたい放題である。しかもこの映画泥棒が私は魔女宅のおそのさんの旦那さんではない、言ってるシーンがあるが、こいつの声優は山ちゃん。立派なおそのさんの旦那さんの声(山ちゃん)じゃねぇか!など分かる人には分かるネタになっていたりと力の入れようが違う。ゴリラは劇場版に原作で目玉が3Dになるほど忙しかったであろう。死ななかっただけマシである笑
話はゴリラがストーリー考えたおかげなのか、導入と序盤ギャグ、後半シリアスというお決まりの流れ。銀さんが未来のかぶき町に行ってしまい、なんとかして元の世界に戻ろうとする。未来ではぱっつぁんもゲロインもキャラが180度どころか3D的変化をしていて、銀さんの反応が面白い。ここら辺は銀魂真骨頂。畳み掛けるようなギャグで爆笑の渦だ。アイアムショック!笑
シリアス場面もゴリラ節炸裂。臭いセリフを吐きながら味方キャラがアツく戦ってくれる。
正直、臭すぎて萎えました。紅桜篇はナチュラルにやってのけていてそれなりに感動した。しかし原作の一国傾城篇が終わった辺りからもういいかなってなってきたんだよね。現在、ジャンプではいよいよ終盤という感じだがやはりここまでくるのが長すぎた。
正直楽しかったのは最初だけで後半の盛り返しはまたこの流れだよというような感じ。いくら美味しい食べ物でも毎日同じものを出されると流石に飽きる。映画の尺でやるのはすごいし、原作のゴリラの台詞回しもすごく好きなんだけど濃いから毎回だとちょい胃もたれだわ。紅蜘蛛篇までは長編中編、いつもの一話完結、とバランスが良かったと思うんだけどなぁ。
作品自体はいいはずだが食べる方の問題でした。