群青

アナと雪の女王の群青のレビュー・感想・評価

アナと雪の女王(2013年製作の映画)
2.2
社会現象になる直前に行ったかな。
なんだか歌がいいと評判だ、位で。

確かに松たか子と神田沙也加のミュージカル調の歌は良かった。
カップルが扉を開けてを口パクしているのが顔本にアップされたりして話題にもなったし。曲の力はすごいなぁ。

あとは雪のCG。様々な種類の雪を結晶を調べ、水の含み具合(サラサラなのかどっしりなのか)までも丹念に調べ上げて映像にしたのは本当に凄い。日本のCGが一周りも二周りも遅れてることを痛感してしまう。

話は出てったお姫様が国に帰るか帰らないか、って話。
正直あんまりのれなかった。盛り上がんねえ。エルサは帰らない!だしアナは帰ってきて!で譲らない。
それにオラフ。なかなか進まないストーリーのために用意されたようなコメディリリーフなのだが、自分には何故コイツがいるのかと思って仕方がなかった。
何言ってんだこいつ…みたいな印象だった。それなのに節々の言葉が実にシンプルで的を射ているため余計にタチが悪い笑


テーマは今の女性の気持ちを代弁してそのまま歌詞にしてる。
個人的にこれが苦手。

ありのままって言うけれどそのありのままって何なのさ。自分らしく、とさも私は我慢している、本当はこんなんじゃない、と思っているのだろうか。そうやってこねくり回して出した顔も態度も結局は自分自身なのに、と思ってしまった。それならばその環境を受け入れてその上で変えていく、というのが良かった。逃げて国に迷惑をかけた挙句、声を大にして言う、という方法論がのれなかった一番の理由かも。
それ言ったらレリゴーが身も蓋も無くなっちゃうけど^^;

まあ他の人もストーリーはねぇ、とわかっている感じで、やっぱり歌の力がすごいんだなあという、小学生並みの感想で終わります^^;
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