ミッキン

るろうに剣心 京都大火編のミッキンのレビュー・感想・評価

るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)
4.8
今、日本で本格的なアクションエンターテインメントを撮れるのは大友啓史監督だけなんじゃないか。
初っ端からラストまでグイグイ押しまくり。絵ヂカラが凄い。とにかくキャラを魅力的に撮るし、カメラワークもダイナミック。アメリカで演出を学んだだけあるし、ワーナーが長期契約したのも頷ける。

キャストも揃えた。佐藤健がいい。素晴らしい。伊勢谷友介も土屋太鳳も動きがエグい。もちろんカット割りもあるんだろうけどハリウッドばりのスピード感。いやぁ、お見事。

今作は特に火を使った迫力あるシーンが多いけど特に冒頭は怖かった。
CGに逃げず、生身で極限まで見せる。こんな映画が日本でも作れる素晴らしさ。
あ、なんか俺めっちゃ褒めてる。