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LIFE!のan0nym0usのネタバレレビュー・内容・結末

LIFE!(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

みなさん、生きてますか?

これ見てんだから当たり前?

ホントに?ホントのホントに?(´ω`)
それはホントに『生きる』してる?

心は蝉時雨ぐらい煩いですか?
熱中症で死んじゃうぐらい熱い?

静けさで耳が痛くないですか?
キンキンに冷えちゃってない?

ウキウキワクワクは自分から出てる?
外部入力ばっか一方通行になってない?

いつだって目の前にはLIFEって名前の空白があって、私たちはなんだって好きなものを描いていい。描くだけなら自由だから。

そこに想像力ってペンで…こんなコトしたい!ってラフ画を描いてきたはず。

それがいつの間にか…インク切れのペンを手放して、描くことを忘れてませんか?

自分でLIFEを寂しくしてしまってない?
どれぐらいIFに飛び込んでない?

どれだけ質問を重ねるのかって?

思い浮かべてくれるまで(笑)

『想像』と『行動』で紡がれる物語。

現実ってもののダイナミックさ。
それを実感できないのは…つまんない。

私がライブを大好きなのは…
その実感を与えてくれるから(*´꒳`*)

燃えるような熱量、肌を突き刺す音量、人とぶつかる痛みや怖さ…それを感じられる瞬間は、不感症な時間の何十倍も生きてる感じがする。

『幽霊ネコ』にシャッターを切らなかった理由もきっと同じ。その『瞬間』がたまらなく愛おしいから…なんだと思う。

現実に向き合わなかったウォルター。
空想が埋めていた空白。
それを大迫力の現実が塗り替えていく…
小気味よい爽快感に溢れた作品。

飛び込むには勇気がいる。
実現には努力も必要になる。

可能性はたくさんある。
自分が何を掴み取るかは、自分次第。

現実はいつでも、目の前から降り注いでる。
それを思い出させてもらえる良作でした。
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