このレビューはネタバレを含みます
みなさん、生きてますか?
これ見てんだから当たり前?
ホントに?ホントのホントに?(´ω`)
それはホントに『生きる』してる?
心は蝉時雨ぐらい煩いですか?
熱中症で死んじゃうぐらい熱い?
静けさで耳が痛くないですか?
キンキンに冷えちゃってない?
ウキウキワクワクは自分から出てる?
外部入力ばっか一方通行になってない?
いつだって目の前にはLIFEって名前の空白があって、私たちはなんだって好きなものを描いていい。描くだけなら自由だから。
そこに想像力ってペンで…こんなコトしたい!ってラフ画を描いてきたはず。
それがいつの間にか…インク切れのペンを手放して、描くことを忘れてませんか?
自分でLIFEを寂しくしてしまってない?
どれぐらいIFに飛び込んでない?
どれだけ質問を重ねるのかって?
思い浮かべてくれるまで(笑)
『想像』と『行動』で紡がれる物語。
現実ってもののダイナミックさ。
それを実感できないのは…つまんない。
私がライブを大好きなのは…
その実感を与えてくれるから(*´꒳`*)
燃えるような熱量、肌を突き刺す音量、人とぶつかる痛みや怖さ…それを感じられる瞬間は、不感症な時間の何十倍も生きてる感じがする。
『幽霊ネコ』にシャッターを切らなかった理由もきっと同じ。その『瞬間』がたまらなく愛おしいから…なんだと思う。
現実に向き合わなかったウォルター。
空想が埋めていた空白。
それを大迫力の現実が塗り替えていく…
小気味よい爽快感に溢れた作品。
飛び込むには勇気がいる。
実現には努力も必要になる。
可能性はたくさんある。
自分が何を掴み取るかは、自分次第。
現実はいつでも、目の前から降り注いでる。
それを思い出させてもらえる良作でした。