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愛の渦のJINのレビュー・感想・評価

愛の渦(2013年製作の映画)
3.5
一言で言うと乱交愛好会の話。
果してスケベが積極的にスケベを求めていくことが愛の渦になるのだろうか?
自分が精神的に潔癖なところがあるので風俗もダメで乱交なんてもってのほか。
だから正直こうゆう行為を純粋に楽しめる人達がキモい(笑)
そして共感のしどころもない。
この作品を観ていて、自分のエロさってのはもしかしたら、この人達とは逆のベクトルで、ストイックになることで確立されているものなのかもしれないとは思った。
つまり開けっぴろげなものにはかえってエロを感じないのだ(笑)
ただセックスっていうのは人間性を計りやすい行為だとも思うけどね。
この作品が面白かったのはそうゆう乱交の場の人間関係のバランスを描いていたこと。
こうゆう場で何が浮き彫りになっていくのか?
だって普通に考えたら誰とでもできるってわけじゃない。
男は立たなきゃ話にならないし、相手に魅力が無さ過ぎたら心理的には萎えるし物理的刺激だけでも難しいだろう。
池松君、よくまあできたよねえ(笑)
門脇麦が新鮮な存在感があった。
当然みんな劇中でヤリまくっていて、上から4つのベッドの騎乗位、正常位、対面座位、後背位を同時に映してるシーンは壮観(笑)
これは「性愛の渦」の話やね。
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