これは同時進行でいくつかのエピソードが進行していくドラマなんやけど、よく脚本が考えられててなかなか面白かった。
なんとも心がヒリヒリする感じ。
SNS全盛時代ならではの人間関係を興味深く描いてる。
ネットで人と繋がることに関してあれこれと考えてしまった。
この作品を観て感じたのは、ネットで人と繋がるということに関して、やはり「寂しさを埋めたい」っていうのが大きいようにも感じた。
実際、もし自分がネットというものを利用してなかったとしたら、きっともっとリアルに孤独感を感じていることだろう。
勿論ネットで繋がったとしても、相手が本当はどんな人間なのかなんてわからないし、自分も全てを曝け出してるわけではない。
虚実入り混じってるのがネットの世界。
だとしてもPCの前には人がいるわけで、ヴァーチャルの先のリアルもある。
その中で人は何を見聞きして何を信じようとするのだろうか？
現実において心の絆っていうものをどう考え、どう繋ぐのか？
そこが抜け落ちてるといくらネットっていう「ツール」が便利でもダメ。
キーワードは「情報」と「コミュニケーション」。
