うちはこの作品とは逆の、夫婦・娘二人の家族構成だけど、母親の大切さを改めて感じた、地味だけどとても良い作品でした。
＊
月に一度休みを取って家に帰る単身赴任生活も、はや5年になった。久々に帰るのだから、しなくても良いのにと後から思うのだけど、普段は意地を張ってよく夫婦で口ケンカする。そんな中、先日母さんから（子育て期間中、子供目線でカミさんのことを私もこう呼んで来たので、二人が成人した今でもそのまま）、Lineで「今日は結婚記念日です。〇〇年間夫婦でいてくれてありがとう、◇◇、△△、生まれてきてくれてありがとう。今日はメリーの月命日です、ララ、ムク、メリー我が家にきてくれてありがとう。…」とメールが来た。
＊
ちょっと動揺。そんなこと普段口にしない人だから・・・。単身赴任の間に娘たちも家を出て別に暮らし始めたし、夫婦別居状態で寂しい一人暮らしだし・・・
＊
すぐに娘たちからLineで返事が来た、若い世代はさすがに応答が早い。「・・・父さん母さん、いつもありがとう」
・・・
目頭がジーンと来たのだけれど、「そんな日に、私は山登り。○○登山スタート。よい天気じゃ」と私の返事
＊
「よい天気じゃ」の中に、感謝の気持ちを込めたつもりだったけど、変化球すぎて伝わらなかったかな？ 子供たちもいい子に育ったよ。母さんありがとう、元気で長生きしような。
（こんなこと、Filmarksのレビューに書かずに、直接言えよ）
