前作も大して面白くなかった作品ではありますが、2作目である本作は、よりつまらないものとなっていました。
ハンディカメラで撮られた怪奇映像をオムニバス形式で映す手法は前作と同様。
前作は内容はつまらないにせよ、VHSのザラザラとした映像特有の怖さや、訳が分からないが何か得体のしれないものが映ってしまった感があって魅力的な部分もあったのですが…
今作は映像が結構綺麗なことと、そのビデオの内容がB級ホラー的なある意味まとまったものとなっていて、何の面白みも新鮮味もありませんでした。これなら物凄く雑だけど意味不明な前回のほうが好きです。
1本目は義眼の男の話
つまらん、つまらん、義眼にカメラを仕込んでいてその映像を録画しているという無理くりな設定。映されるのは少女の幽霊など、特に新鮮味もなし。瞬きのことをあまり考えていないのが丸わかり。
2作目はゾンビ物
最初から最後までよくあるゾンビ映画そのままで、これも新鮮味がない。
ただ、ゾンビになる人間にカメラをつけていることで、ゾンビの視点を味わえるのはまだ面白かったかな。だけど、最後ちょっといい話感出してきたのは気に入らない。
3本目は宗教施設?
無理やり一番を選ぶとするならば、これが怖かったかなぁ~~
あの悪魔のビジュアルはチープで笑ってしまいましたが、人の体からメリメリと悪魔が出てくるシーンは結構怖かったです。
4本目はエイリアン物
登場するエイリアンのビジュアルがグレイ型のエイリアンそのままで、安っぽさがハンパなかった(笑)宇宙人、水辺、響く大きな音、たぶん『宇宙戦争』の真似をしたのかな??
総じて、あまり面白くはなかったです。これ3もあるのかよ、見るか悩むな。