おときち

インターステラーのおときちのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
4.1
父と娘。

169分、約3時間もあったか?劇中の時間の進み方もあり、果たしてこの映画が長かったのかどうかすらわからないが、あっという間に終わった。

砂嵐などの異常気象。農作物も枯れ果て食糧難で人類滅亡の危機。
軍隊も解体されたこの時代、秘密裏に活動するNASAが実行していた人類の新天地開拓プロジェクト、ラザロ計画。元宇宙飛行士のクーパーはこのプロジェクトに参加し、別の銀河を目指して旅立つ…。

物理とかの用語が多用された小難しい感じかな、と身構えていたんだけど、始まってしまえばそんなでもなく。とはいえワームホールとか4次元とか5次元とかを全て理解できたかどうかは微妙ですが。そのうちまた観たい。


「時間」ってなんだろう。「過去」「現在」「未来」ってなんだろう。水の惑星、氷の惑星、ブラックホールとか恐ろしくも感じつつ「きれいだな〜」なんて思いながら、「時間」について考えた。

見た目以上に万能なロボットTARSのなんともいえない感じが良かった。正直さについての会話とか。
SF映画面白い、劇場で観たかったーってなるんだけど、結局のところ家族の話で。それもまた最高。
やはり劇場で観たいよな、こういう作品は。


娘との約束はしっかり守れる父親でありたい。観終えたあとはそんなことをぼんやりと。