動物イジメたら0ッ星でしょ
ハンガリーの巨匠タルベーラによる超長編です。7時間半です。
たしかに、彼のワンカットにはアートがあるのかもしれません。
でもねぇ、動物イジメちゃ0点でしょ!
本作の半分くらいのところにある、とあるシーンで子供が動物を雑に扱うシーンがあります。長回しが見どころですから、延々とです。
監督に「虐待でしょ?」とインタビューしたら、「そのあと飼ったから」と答えたそうです。
でもねぇ、あの動物には完全にトラウマが残ったはず。プラス、それをあの子役にやらせた罪は重いと思います。
「リアルの追求」とか「アートだから」とか、ちゃんちゃらおかしいです。
あのシーンがなくたって、成り立ったはず。1本の映画として。それが成り立たないのだったら、つくらなきゃいいだけだと思います。
タルベーラ、最後の最後で泥を塗っちゃいましたね、キャリアに。
動物好きは、絶対パスした方がいい映画です。動物好きじゃなくても。
今年一番観る価値ない映画!