ミッキン

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌のミッキンのレビュー・感想・評価

3.5
観終わった後でコーエン兄弟作品と知り、『あーなるほど』と『に、しては』という感想が入り交じった。
イントロダクションがラストシーンに繋がる構成。らしい、けど上手くはない。
フォークソングだからか、全体的にオフビートで淡白。主人公も身勝手で好きになれない。何を見せられているのかよく分からないままダラダラと話が進んでいった印象だ。

米兵も、付き人も、別にいなくても成り立つ登場人物ばかり。
音楽はなかなかいいセンス。プププレスリーとかセーター4人組の曲はコーラス決まってていい感じ。
マイクと組んでた時の曲もいいね。

あとはボブ・ディランくらいかな、ちょっとテンション上がったのは。
もう二度と見返すことは無いだろう。