社会人になって2年目のアヤは就職と同時に住み慣れた実家を離れ、一人暮らしをするようになる。
幼い頃からあーちゃんと呼ばれ、両親にもかわいがられて育ったアヤだったが、成長するにつれて少しずつ父親と疎遠になっていく。
また、アヤの幼少時代から実家にいる猫のミーさんも、かなり年を重ねていて……。
2013年2月に開催された野村不動産グループによるイベント「プラウドボックス感謝祭」のために製作されたショートムービー。
「未来」「家族の絆」をテーマに、一匹のネコの視点からひとりの女性の成長やその家族の姿を描く。
短編アニメーションだけどキャラクター一人一人にドラマがあって情緒揺さぶられます。
最近会ってない家族のことや昔の自分の家のことが思い出されて。
温かくも切なくて涙ぐんでしまいました…。
小さい頃の温もり、少し大きくなってからのすれ違い、自立する頃からのみんなの寂しさ…。
だれにも苦しみはあり、乗り越えるべきものを乗り越え、そしてまた新たな出会いがある。
温かく、けど切ない。
とても心に染みる作品です。
長編、続編も素敵ですが、短編だからこそいいのかなーと思いましたね。
明日、ちょっとだけ元気になりたいときにオススメのアニメ。
ちなみになんと、ナレーションは平野文さん。
『うる星やつら』のラムちゃんですよ。
ナレーションの平野文さんの声が心地よく、声だけで涙腺が崩壊した。